学会発表のスライドデザイン【まずはこれを読んでおくだけでいい】

Academic

昔の自分の悩み (2008年秋頃だったはず)

「学会で口演発表しなければならなくなった。PowerPointでスライド作るのか・・・。大学でスライドの作り方なんか教わってないし、どうやって作るんだ?PowerPointのテンプレート使用しとけばいい?先輩に聞いてもみんな言ってることが違うよ・・・作っては直して・・・作っては直して・・・終わりません。」

こういったお悩みにお答えします。

この記事を書いている私は書籍、Webから自己学習したスライド・ポスター作成の方法で3年連続優秀ポスター賞を受賞しました。

初学者から3年連続ポスター賞に至ったその過程をお伝えします。

学会スライドを作り始めると発表が終わるまでなんだが落ち着かないですよね。

納得いくスライドが完成しているとは当日の発表も自信を持って迎えられると思います。

この記事を読めば一人でスライド作成がサクサク進めるようになっているはずです。

本記事の内容

悩みを解決してくれた物たちの紹介

これを読んだら心が軽くなった!

プレゼンテーションzen

ガー・レイノルズさんが書かれたプレゼンテーションの基本的だけどもかなり大事な考え方が学べる良書です。

この本に出会っていなければ今ごろどうなっていたか・・・と思わせるほどの内容です。

この本から学んだことは

シンプルに!

イメージを有効活用!

です。これを意識するだけでもかなりよいスライドができると思います。

しかし、この内容をそのまま学会スライドに応用してしまうと指導してくれる先生がびっくりして、作り直せ!となるかもしれません(いや、なります)。学会発表でこんなスライドみたことないからです。前例がないものは却下されてしまうでしょう。多少のすり合わせが必要になってきます。

そのすり合わせの方法を学ぶことができるのが

あなたのプレゼンテーション誰も聞いてませんよ!ーシンプルに伝える魔法のテクニック

渡部 欣忍先生が書かれたものです。先にお話したガー・レイノルズさんのプレゼン概念を踏まえた内容になっています。実際のスライド例も多く勉強になります。無敵になれます。

シンプルプレゼンの概念を学会スライドに適応することに反対する先生もいて、「こんなの見たことない、直せ!」となることもありましたが、この本と出会って「自分の考えは間違っていなかった!」と涙したほどです。

伝わるデザイン

Webで見れます。無料です。最高です。

デザインに関する具体的な手法がバンバン学べるサイトです。ポスター発表についても学べます。この記事を読んだらすぐに見に行ってください。

私が学んだ順番としては「プレゼンテーションzen」2009年頃→「伝わるデザイン」2012年頃→「あなたのプレゼン誰も聞いてませんよ」2016年頃です。この順番で読まなくてもよいですが、ご紹介したこの3つは必ず読まれたほうがよいと思います。

今回は以上となります。

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