読者の悩み
論文書かないといけないけどやる気がでない、進まない。
そんな時ありますよね。今回はそんなお悩みにお答えします。
書く気がなくなるのは論文完成しか見えてないから。スモールステップで行きましょう。
自ら因数分解していきましょう。
日々の悩みが論文書かないと、、、曖昧です。漠然としています。漠然は不安だけ生み出します。
一日一文でいいんじゃないんですか?いつか完成しますよ。
研修医時代の院長先生が言っていました。たくさん論文を書かれていて、ついこの間もケースレポート書かれていました。
一日一文書いたら寝る、ゲームする、お酒飲む、Netflix見るなどなどいいと思います。
もちろん、筆が進めば進めていきましょう。しかし、5文書いたから明日はお休み!はやめましょう。明日も一文書きましょう。5分で書ければそれでお終い。その繰り返し。
図表の準備もあります。
今日は図1の準備しよう。準備とはファイル形式、例えばTIFFやJPEGなど。サイズも投稿規定をみて確認しましょう。図の説明も書かないといけないし、図の強調の矢印などを付け加えないといけないかもしれません。
これだけでも結構ステップありますよね。
理想は短期集中!
時間とやる気があれば短期集中で書き上げることもできます。とにかく全て書き終える。そして推敲の流れです。締め切りがある場合や資格取得のための論文作成の場合は短期集中が良いかもしれません。
しかし、ある程度書いたことがある人なら短期間に書き終えることも可能かもしれませんが、初心者の場合は難しいこともあります。やることを因数分解して把握していないと結構過酷で、短期集中!といってデスクに向かっても結局何もできていないこともあるかもしれません。
短期集中×スモールステップが最強
完成形を見据えて因数分解、短期集中を織り混ぜながら完成させる、これが最強だと思います。短期集中はもちろん緒言と考察で、それ以外はスキマ時間にせっせとさっさとやりましょう。短期集中って語弊があるかもしれませんが、まとまった時間で完成させるという意味です。考察って文章の流れがありますし、できれば一回で書き終えたい。伝えたいこと、その軸がズレないようにしたい訳です。間が開くと「あれ、何書こうとしてたんだっけ?」となりますし、思い出す作業から始めるので少し億劫です。
まずはスモールステップを見える化しよう
何もないところに物を作る、例えば建築をイメージしてみると、設計図がない中でとりあえず柱を打ち込む、レンガを積んでいくだといつ完成するのか不安になりますよね。論文も同じです。ですから初めに設計図を書いてしまいましょう。ステップを言語化してto doにすると、やることがはっきりしてきます。その日にやることを考えずにすみます。